一般社団法人  雲雀丘安田邸プロジェクト
Association of Project for Yasuda Residence in Hibarigaoka

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雲雀丘安田邸プロジェクト設立に寄せて

雲雀丘安田邸プロジェクト設立に寄せて

                             山西 輝和
                         (故安田敏子 遺言執行人)

早いもので、故安田敏子の願いで、2010年に土地建物が宝塚市に遺贈されてから14年が経ちました。

①公共の用に供すること
②既存建物を保存・活用すること
③既存建物の利活用が困難な場合は建物の再建築を含めて利活用すること
 との覚書を宝塚市と取交して様子を見守っていました。

 14年の間には、皆様方のご助力で形になるのではと思ったこともありましたが、実施されるに至らず、今は老朽化が著しく進み、今年に入って宝塚市の「立入禁止」の札が掲げられた事を知り、「取り壊しも止む無し」と覚悟しておりました。

 この度、「雲雀丘が気に入られて家を建てて住まわれた」地元の人を発起人として 
 安田邸の再生・活用に取り組んで頂ける社団法人が作られると聞いて、「これが最
 後のチャンス」と期待しています。

 最後迄安田邸を遺そうとした故安田敏子のい願いが叶うなら、こんな嬉しい事はあ 
 りません。
 私も正会員になって、情報・資料等提供して、お役に立ちたいと思います。

 皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。